背中の痛み
こんなお悩みはありませんか?
背中以外にも痛みがある方
1ヶ月以上に渡り痛みが持続している方
心当たりは無いけど急に痛みが出る方
特定の動作をした際に痛みが走る方
背中の一部分だけでなく全体的に痛みが出る方は、筋肉的な問題だけでなくもしかしたら内蔵的な問題があり背中に痛みが走っている可能性もあります。ひとつでも心当たりがある方は、早めに病院に行って検査をしてリスクを減らしておくのが1番です。背中の痛みで内臓系に問題があるも見つかりにくいものもあるので、早めにおすすめします。
背中の痛みで知っておくべきこと
背中の痛みの位置によって、考えられる疾患が異なります。
右側の背部が痛む場合、肝臓の疾患が考えられます。肝臓疾患の原因には、ウイルス感染、多量のアルコール摂取、薬剤性、針刺し、性行為、遺伝的要因などがあります。
一方、左側の背部痛では、胃の疾患が多く見られます。胃の疾患の原因には、暴飲暴食、ストレス、内服薬の副作用、アレルギー感染などが考えられます。
背中の中央部に痛みがある場合、帯状疱疹などのウイルス感染が考えられます。帯状疱疹のようなウイルス感染は、神経に沿って症状が現れることがあり、背中の神経にも痛みが出る可能性があります。また、叩くと響くような痛みがある場合は、腎臓系の問題が考えられます。
症状の現れ方は?
背中の痛みは、背骨や背中のいずれかで生じる身体的不快感を指し、その程度は軽度から動けないほどの状態まで及ぶことがあります。基礎疾患以外にも、運動や重い物を持ち上げる動作の過剰、長時間の座位や寝た状態、不自然な姿勢での睡眠、体に合わないリュックサックなどが原因となることがあります。
痛みが激しい場合は、通常、身体を休めることで2日以内に軽減が期待できます。また、イブプロフェン、パラセタモール、ナプロキセンなどの鎮痛薬も、痛みの軽減が見込まれます。
このような症状の場合は医師に相談してください。
・痛みが激しい、または続く
・片脚、または両脚にまで痛みが広がる
・片脚または両脚に脱力感、しびれ、またはうずきがある
・腫れや赤みがある、または意図せず体重が減る
・仕事や睡眠などの日常生活に支障が出る
その他の原因は?
筋肉的な問題以外で考えられる点としては、内臓系の疾患が挙げられます。背部の痛みが発生する場所によっても考えられる疾患が異なります。
例えば、背部の右側が痛む場合は、肝臓に関連する疾患が考えられます。肝臓疾患の原因としては、日々のストレスや飲酒などが考えられます。一方、背部の左側の痛みが気になる場合は、胃に関連する疾患が考えられます。食欲不振や、過度に胃に負担をかける食事、油物や冷たいものの摂取が影響することがあります。また、背部痛で叩くと全身に響くような痛みがある場合は、腎臓に関連する疾患の可能性が高いです。腎臓結石や尿路結石など、痛みを伴う疾患が多くあります。
背中の痛みを放置するとどうなる?
背中の痛みを放置すると、関連痛として別の場所にも痛みが広がる可能性があります。痛みがある場所をかばうと、自然と他の部分に負担がかかることになります。その結果、筋肉の緊張が起こり、ふとした瞬間や日常生活の何気ない動作で筋肉が急激に伸長されることがあります。
さらに、体の一部分に痛みが出ている場合、それは体からのSOSのサインかもしれません。特に背中の痛みは内臓の痛みと関連が深いため、放置すると悪化し、最悪の場合には命に関わることもあります。自分の体について理解を深めることが重要です。
当院の施術方法について
当院での施術は、原因によって様々な方法をご提案できます。
筋肉的な問題にはストレッチなどの施術が効果が期待できますが、内臓系の疾患には「全調整鍼」という鍼施術が推奨されます。この施術方法は東洋医学に基づいており、脈診や腹診を用いて実際に弱っている臓器や過剰に働きすぎている臓器を特定し、アプローチしていきます。
体質改善を目的とした鍼施術で一回の施術でも効果が見込まれますが、戻りやすいです。人間の細胞は約3ヶ月で生まれ変わるため、最大限の効果を得るためにはまずは3ヶ月間の施術をおすすめしております。
改善していく上でのポイント
症状を軽減していく上でのポイントは、まず痛みが酷いうちは安静にすることが一番です。そして、原因が分からない場合は病院を一度受診することをおすすめします。
理想的には、痛みがあるうちは毎日でも当院にお越しください。当院では痛みをとる施術から根本的な軽減、痛みが出にくいまたは出なくする施術もございますので、ぜひご来院いただき、お身体の状態を見てご相談させていただきたいと思います。
内臓系の疾患であれば、過度なストレスや姿勢の悪さが悪化の原因となりますので、しっかりと睡眠をとることや意識的にストレスを発散することが、施術プラスセルフケアで軽減が期待できます。