血流改善

手足の冷えや重だるさ、こむら返りが起こりやすい
肩こりや腰痛など、身体に痛みを感じやすい
頭痛が出やすいと感じることがある
眠りが浅く、熟睡できない状態が続きやすい
疲労感が抜けにくく、常にだるさを感じやすい
肌荒れや抜け毛、便秘や月経不順、風邪をひきやすくなったと感じることがる
血流が悪くなると、身体にさまざまな不調が現れやすくなります。上記のように身体の痛みやだるさが出やすくなるだけでなく、血液の流れが滞ることで、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な疾患につながる可能性が指摘されています。そのため、血流の乱れを放置せず、早めに身体の状態を見直すことが大切です。
血流改善に対する当院の考え

血流不良は、なぜ起こるのでしょうか。
その大きな原因の一つとして、当院では、身体を正しく使えていないことや、日頃の生活習慣が関係していると考えています。
では、その身体の使い方や生活習慣が、血流とどのように関係してくるのでしょうか。
まず、血液は筋肉の間を通って流れていますが、姿勢が崩れることで、筋肉が無理に引き伸ばされた状態や縮んだ状態のまま硬くなってしまうことがあります。
その結果、血液の通り道が硬くなった筋肉によって妨げられ、血流の低下につながることがあります。
また、食生活や運動習慣などの生活習慣も、大きな要因の一つと考えられます。
日常的に脂質や糖質、塩分の多い食事が続いていたり、水分の摂取量が不足していたりすると、血液の流れが滞りやすくなる傾向があります。
そのため、こまめな水分補給を意識し、お肉、緑黄色野菜、果物、海藻類など、さまざまな食材をバランス良く摂取することが大切です。
さらに、運動不足になると、筋肉の収縮と弛緩による血液を送り出すポンプ作用が十分に働きにくくなります。
その結果、血流が滞りやすくなる場合があります。
このような理由から、血流の低下を防ぐためには、普段の姿勢や生活習慣によって硬くなってしまった筋肉の柔軟性を取り戻すことが重要であると考えられます。
血流改善を放っておくとどうなるのか

血液には、主に4つの重要な働きがあります。
①物質の運搬
酸素や栄養素を全身に送り、細胞から排出された二酸化炭素や老廃物を回収する役割です。
②生体防御
体外から侵入した病原体やウイルス、体内で異常が生じた細胞を排除し、身体を守る役割です。
③止血
血管が傷ついた際に、血液中の成分が連携して出血を防ぎ、血管の修復を助ける役割です。
④内部環境の調節
体温や血液の酸性・アルカリ性(pH)など、身体の内部環境を一定に保つ役割です。
血流が低下すると、これらの働きが十分に発揮されにくくなることがあります。
特に①の物質の運搬が滞ると、筋肉がスムーズに伸び縮みするために必要な栄養素が行き届きにくくなります。
その結果、腰痛や肩こり、こむら返りなどの痛みが出やすい身体の状態になることがあります。
また、そのほかにも、ウイルスなどから身体を守る免疫力が低下し、体調を崩しやすくなる場合があります。
このように、血流の低下はさまざまな不調につながる可能性があると考えられます。
血流改善の方法

血流を良くするためには、①身体を温めて冷やさないこと、②適度な運動、③バランスの良い食事と水分摂取といった生活習慣を見直すことが大切です。
筋肉を適度に動かし、身体の冷えを防ぎ、血液の状態を整えることで、全身の血行が促されやすくなります。
①身体を温め、冷やさない
・40℃程度のお風呂に10~15分ほど浸かり、身体の内側から温めます。
・首、手首、足首の3つの首を冷やさないように、マフラーや手袋などを活用します。
②適度な運動
・ストレッチは30秒程度かけて、無理のない範囲でゆっくり行います。
・ウォーキングは20~30分を目安に、無理のない速度で行います。
③バランスの良い食事・水分摂取
・1日1.2ℓ以上を目安に、こまめな水分補給を心がけます。
・肉類、野菜、海藻類などを偏りなく取り入れ、バランスを意識した食事を行います。
これらの生活習慣を見直し、無理のない範囲で継続することが、血流の良い身体づくりにつながると考えられます。
血流改善に効果的な当院の施術メニューは?

当院では、血流を良くすることを目的とした「血流軽減プログラム」という施術メニューをご用意しています。
「IFMC.(イフミック)」という温泉由来のミネラルを含んだクリームを使用し、腕や脚の血流に配慮したマッサージを行います。あわせて、肩甲骨を動かす手技やストレッチも取り入れることで、全身の柔軟性を高め、血流の軽減が期待できる施術内容となっています。
1回の施術で一時的に身体が楽に感じられる場合もありますが、時間の経過とともに元の状態に戻りやすい傾向があります。そのため、正しい状態を維持しやすくするには、継続した施術が大切です。
患者様ご自身にチェックリストをご記入いただき、その結果と現在のお身体の状態を照らし合わせながら、無理のない施術回数をご提案しています。
その施術を受けるとどう楽になるのか

血流軽減プログラムに使用する「IFMC.クリーム」は、温泉由来の微細なミネラルを含んでおり、身体に塗布することでミネラルが取り入れられやすくなり、血流の軽減が期待できるとされています。このクリームを使用して施術を行うことで、血流が滞ることにより起こりやすい「手足の冷え」「疲労感やだるさ」「筋肉の硬さ」「こむら返り」など、さまざまなお悩みの軽減が期待できます。
また、血流軽減プログラムでは、ご自宅でも患者様ご自身でケアができるよう、クリームやテーピング、サポーターをセットでお渡ししています。当院にご来院いただけない期間も血流に配慮したケアを続けていただくことで、施術後の状態が保たれやすくなり、お身体の良い状態を維持しやすくなります。
「立ちっぱなしの時間が長く脚が張りやすい」「座り仕事が多く脚がむくみやすい」「休んでも疲れが残りやすく身体がだるい」「スマートフォンの使用が多く頭が重く感じやすい」など、幅広いお悩みにも適した施術です。どれか一つでも当てはまる方は、ぜひ一度当院でIFMC.クリームを使用した施術をご体験ください。
血流改善するために必要な施術頻度は?

施術によって一度お身体の状態が整ったと感じられても、人の身体は数日ほどで元の状態に戻ろうとする傾向があります。
そのため、良い状態をできるだけ長く保つためには、完全に戻りきる前のタイミングで再度施術を受けていただくことが大切です。最初のうちは、2~3日に1回程度、週2回前後のペースで施術を受けていただくことが一つの目安とされています。
また、筋肉の細胞が入れ替わる周期は約180日といわれています。そのため、一般的な目安として、男性は6~9か月程度、女性は9~12か月程度の期間をかけてお身体を整えていくことが望ましいと考えられています。
この期間を通して継続的に施術を受けていただくことで、より良い身体の状態を目指しやすくなります。




