ストレートネック
ストレートネックとは？
ストレートネックとは、スマホ首とも呼ばれることがあり、文字どおり首の骨（頸椎）が本来のカーブを失い、まっすぐな状態になっていることを指します。頸椎は７つの骨で構成されており、横から見ると生理的に緩やかな前弯のカーブを描いています。この前弯のカーブがあることで、約５〜６キログラムあるとされる頭の重みを支え、首にかかる衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。
しかし、姿勢が崩れた状態でスマートフォンやパソコンの操作を長時間続けることで、この大切なカーブが失われやすくなります。その結果、頸椎がまっすぐな状態となり、ストレートネックと呼ばれる状態になります。
ストレートネックの状態になると、首や肩の筋肉に過度な負担がかかりやすくなります。そのため、首こりや肩こりをはじめとした不調が現れやすくなる傾向があります。
ストレートネックの根本原因は？
それでは、さまざまな不調を引き起こすストレートネックは、どのような原因で起こるのでしょうか。主な原因として考えられるのは、日常生活における姿勢の乱れです。
現在では、多くの方が長時間にわたりパソコン作業やスマートフォンを使用しています。パソコン作業やスマートフォンを使用している際に、頭が前に突き出た姿勢や下を向いた姿勢が続くと、ストレートネックになりやすい状態になります。
頭を前に傾ける角度が大きくなるほど、首にかかる負担も増加するとされています。具体的には、頭を前に約１５度傾けた場合で約１２キログラム、３０度で約１８キログラム、４５度で約２２キログラム、６０度では約２７キログラムもの負荷が首にかかるといわれています。そのため、頭が前に出た姿勢が続くことで、首への負担が大きくなりやすくなります。
日常生活では、頭が背骨の真上に自然に乗るような姿勢を意識することが大切です。良い姿勢を心がけることで、首への負担を軽減しやすくなります。
こんなお悩みはありませんか？
首や肩のこりや痛み
頭痛やめまい
手のしびれ
目の疲れ
うがいがしにくい、目薬を差しにくいなど、上を向きにくい状態
首が動かしにくい、可動域が狭く感じる状態
上記のような症状やお悩みはありませんか。これらの症状がみられる場合、ストレートネックが関係している可能性があります。
ストレートネックをそのままにしていると、首や肩だけでなく神経に負担がかかり、しびれなどの神経症状が現れる場合があります。また、症状が進行すると、現在よりも強い不調が出てくる可能性も考えられます。さらに、頸椎症や頸椎ヘルニアへ移行するケースもみられるため、注意が必要です。
ストレートネックは、早めに体の状態を見直し、ケアを行うことが大切です。首や肩まわりの不調が気になる方は、お気軽に当院へご相談ください。
ストレートネックに対する当院の考え
現代社会では、パソコンやスマートフォンの使用頻度が増えており、ある調査では「20代の約56％」がストレートネック、いわゆるスマホ首の状態にあると言われています。ストレートネックやスマホ首が原因で起こる首や肩のこりをはじめとした不快な症状は、現代ならではの不調の一つと考えられます。
前述したように、ストレートネックが起こる主な原因として考えられるのは、姿勢の乱れです。パソコン作業やスマートフォンの操作を行う際に、良くない姿勢のまま長時間過ごすことで、首に負担がかかりやすくなります。
不良姿勢が長く続くと、首の前弯が失われ、頸椎がまっすぐな状態になりやすくなります。その影響で、背骨本来のきれいなS字カーブも崩れてしまうことがあります。
当院では、ストレッチや手技による施術で首や肩まわりの筋肉を緩め、不快な症状の軽減を目指します。また、首だけでなく、骨盤や背骨など体全体のバランスに着目した全身矯正を行うことで、正しい姿勢を保ちやすい状態へ導き、症状の軽減が期待できる体づくりをサポートしています。
ストレートネックはなぜ起こるのか？
主な原因として考えられるのは、姿勢の乱れです。現在では、多くの方が長時間のパソコン作業やスマートフォンを使用しています。パソコン作業やスマートフォンの操作時に、頭が前に出た姿勢や下を向いた姿勢が長く続くと、ストレートネックにつながりやすくなります。
頭を前に15度傾けると約12kg、30度で約18kg、45度で約22kg、60度では約27kgの負荷が首にかかるとされています。このように、頭が前に傾く角度が大きくなるほど、首にかかる負担も増えやすくなります。
スマートフォンやパソコンを頻繁に使用する現代では、20代の約50％以上がストレートネック、いわゆるスマホ首の状態にあるという調査結果もあるようです。
ストレートネックを放っておくとどうなるのか？
ストレートネックの初期症状は、首や肩の違和感やだるさから始まることが多いです。これらの症状をそのままにしていると、首や肩の筋肉の緊張が続き、違和感が徐々に痛みへと変わり、こりが強くなって慢性化しやすくなります。その結果、寝ても疲れが取れにくくなったり、寝違えを繰り返しやすくなったりするなど、症状が次第に重くなることがあります。
また、首まわりの筋肉の緊張や血流不足により、頭痛やめまい、ふらつきが起こる場合もあります。さらに、頚椎の生理的な前弯が失われ、ストレートな状態になることで、本来のクッション機能が十分に働かなくなります。その影響で頚椎への負担が増え、神経が圧迫されることで、腕や手指にしびれが出ることもあります。この状態が続くと、頚椎症や頚椎ヘルニアなどにつながる可能性も考えられます。
加えて、巻き肩や猫背、顔が前に出る姿勢が習慣化すると、姿勢全体が崩れ、実年齢よりも老けた印象を与えてしまうことがあります。巻き肩や猫背になることで肋骨の動きが制限され、呼吸が浅くなりやすくなります。その結果、酸素の取り込み量が少なくなり、全身にもさまざまな影響が出ることがあります。
ストレートネックは、早めに体の状態を見直し、適切な施術を受けることが大切です。気になる症状がある場合は、放置せずに早めの対応を心がけることが重要です。
ストレートネックに効果的な当院の施術メニューは？
ストレートネックになってしまう主な原因として考えられるのは、良くない姿勢で長時間パソコンやスマートフォンを使用することです。不良姿勢が長時間続くことで、首に本来ある前弯のカーブが失われ、頸椎がまっすぐな状態になってしまいます。その影響により、背骨全体のきれいなS字カーブも崩れやすくなります。
当院では、ストレッチや手技による施術を行い、首や肩まわりの筋肉の緊張を緩め、不快な諸症状の軽減を目指しています。さらに、姿勢矯正の施術を行うことで、本来首にある緩やかな前方へのカーブである前弯を整えます。同時に、巻き肩や猫背、骨盤の歪みにもアプローチし、首だけでなく背骨全体のS字カーブを整えることで、自然で美しい姿勢へと導いていきます。
また、首の前弯を整え、猫背や巻き肩を緩和していく施術として、猫背矯正も行っています。猫背矯正には、頸部や肩まわりのストレッチや首の前弯を整える手技が含まれているため、ストレートネックによる不調の軽減が期待できます。
ストレートネックは、姿勢や体の使い方を見直し、継続的に施術を行うことが大切です。首や肩の不調が気になる方は、早めの対応を心がけることが重要です。
その施術を受けるとどう楽になるの?
ストレートネックになってしまう原因として、良くない姿勢で長時間パソコンやスマートフォンを使用するなど、日常生活での体の使い方が大きく影響していると考えられます。不良姿勢が長時間続くことで、首に本来ある前弯のカーブが失われ、頸椎がまっすぐな状態になりやすくなります。その結果、背骨全体のきれいなS字カーブも崩れてしまうことがあります。
当院では、ストレッチや手技による施術を行い、首や肩まわりの筋肉の緊張を緩め、不快な諸症状の軽減を目指しています。さらに、姿勢矯正の施術を行うことで、本来首にある緩やかな前方へのカーブである前弯を整えます。同時に、巻き肩や猫背、骨盤の歪みにもアプローチし、首だけでなく背骨全体のS字カーブを整えることで、自然で美しい姿勢へ導いていきます。
また、首の前弯を整え、猫背や巻き肩を緩和していく施術として、猫背矯正も行っています。猫背矯正には、頸部や肩まわりのストレッチや首の前弯を整える手技が含まれているため、ストレートネックによる不調の軽減が期待できます。
姿勢矯正や猫背矯正の施術を継続して受けていただくことで、背骨を本来のきれいなS字カーブに近づけ、体への負担がかかりにくい状態を目指していきます。
ストレートネックを軽減するために必要な施術頻度は？
ストレートネックの症状を軽減するためには、症状の強さや症状が出始めてからの期間によって通院頻度が異なりますが、目安として、筋肉の緊張が強く、痛みや頭痛などの症状が強く現れている時期には、週に3回程度の通院を行い、炎症や筋緊張を落ち着かせていきます。
その後、炎症や筋緊張が落ち着き、痛みや不調が軽減してきた段階では、週に2回程度の通院に移行します。この時期には、姿勢の軽減が期待できる施術や、首や肩まわりの可動域の調整に加え、首だけでなく猫背や巻き肩、肩甲骨の可動域、さらに骨盤を含めた全身の姿勢バランスを整える施術にも取り組んでいきます。
