鍼治療
【たいよう鍼灸整骨院 南茨木院】では、国家資格保有者による鍼治療も行っています。
- 神経痛が痛む
- 背中の張りをスッキリさせたい
- 不妊症を改善したい
- 寝違えの痛みを早く取りたい
鍼治療は、マッサージでは届かない深層にある筋肉の凝りに直接的に刺激を与えほぐしていきます。鍼を体に刺す=痛いと連想されがちですが、治療に用いられる鍼は髪の毛ほどの太さなので、毛穴にあたると少々“チクッ”とすることもありますが、ほとんど痛くありません。それでもやっぱり怖いという方には、長さ2mmほどの「置き鍼」もご用意しておりますのでお試しください。
鍼(はり)の効果
鍼治療は、指では届かない深層の筋肉や、変化に乏しい症状に対して一定の刺激を与える事で、慢性的な緊張を緩和し体をリラックスさせます。自然治癒力や免疫力を活性化し、自律神経の乱れを軽減させることで、新陳代謝を促し正常な状態に調整します。鍼治療は特に人間の皮膚感覚の中でも痛みの感覚を治療に利用する方法です。
鍼の代表的な反応として鎮痛作用と自律神経系(疼痛・筋緊張緩和、血流改善など)に及ぼす作用があります。
灸の効果
灸は温熱治療であることから、冷えに伴う症状に効果があるとされ、免疫機能を改善し抵抗力を向上させます。また慢性的ストレスや疲労を軽減させ、結果として自律神経を調整し免疫力を高める効果が期待できます。
※灸は出来ない場合がありますのでお問い合わせください。
症状により、鍼治療には健康保険が適用されます。
鍼や灸の保険治療を受ける際は必ず医師の同意書が必要となります。
- ∙ 神経痛(部位はどこでもかまいません)
- ∙ リウマチ
- ∙ 頸腕症候群(首から肩への痛み、ひどい肩こりなど)
- ∙ 五十肩(肩関節の痛み)
- ∙ 腰痛症(ぎっくり腰を含みます)
- ∙ 頚椎捻挫後遺症(ムチウチなど)
- ※関節の痛み(変形性膝関節症など)
鍼灸治療の国際的な評価について
WHO(世界保健機関)は、以下の症状において鍼灸治療の効果があることを認定しています。
WHO認定鍼灸適応症 | |
---|---|
【神経系疾患】 | 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー |
【運動器系疾患】 | 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) |
【循環器系疾患】 | 心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ |
【呼吸器系疾患】 | 気管支炎・喘息・風邪および予防 |
【消化器系疾患】 | 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾 |
【代謝内分秘系疾患】 | バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 |
【生殖、泌尿器系疾患】 | 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎 |
【婦人科系疾患】 | 更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊 |
【耳鼻咽喉科系疾患】 | 中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎 |
【眼科系疾患】 | 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい |
【小児科疾患】 | 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 |
※上記疾患のうち、日本で鍼灸保険の適用が認められているのは「神経痛」「リウマチ」「頚肩腕症候群」「五十肩」「腰痛」「頚椎捻挫後遺症」です。