ぎっくり背中


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胸を張ろうとすると背中が痛くなり、うまく伸ばせない
身体をひねると痛みが出て、しびれを感じることがある
じっと座っていても痛みが引かず、長引いてしまう
寝て起きたときに痛みが強くなっている
くしゃみや咳で痛みが増してしまう
など、背中から肩甲骨まわりにかけての筋肉や関節に負担がかかり、症状が現れることがあります。
日頃の生活習慣や姿勢のクセ、過去に感じていた違和感などによっても、痛みの出方が変わってきます。
無理な体勢や冷え、長時間同じ姿勢を続けることは痛みを悪化させる要因にもなるため、日常生活の中で姿勢や体の使い方に注意することが大切です。 -
ぎっくり背中に対する当院の考え
ぎっくり背中は、ぎっくり腰と同じように、胸椎周辺の筋肉や関節に急な負担がかかることで起こる症状です。筋肉の損傷や関節の軽いねんざなどが原因と考えられます。
ぎっくり腰や寝違えほど頻度は多くありませんが、日常生活に支障をきたすこともあり、放置すると再発や慢性化につながる場合もあります。
そのため、早期の施術と予防がとても大切です。
整形外科でレントゲンやMRI検査を受け、痛みの原因を特定した上で接骨院で施術やリハビリを受ける流れが理想的とされています。
当院では、身体の状態を確認しながら無理のない範囲で施術を行い、日常生活でのセルフケア方法もお伝えしています。 -
ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか
ぎっくり背中は筋肉や関節に関係する症状です。放っておくと一時的に痛みが軽くなったように感じることもありますが、筋肉のこわばりや関節の硬さが残り、自然な回復が難しくなる場合があります。
この状態が続くと可動域が狭くなり、血流のめぐりが悪化し、首や肩、腕などほかの部位にも不調が広がることがあります。
さらに、長期間そのままにしておくと、再発しやすくなる傾向もあります。
早めに施術を行い、日常での姿勢改善やストレッチなどを取り入れることで、再発予防や軽減が期待できます。 -
ぎっくり背中の軽減方法
ぎっくり背中を発症してから1週間以内は、炎症が残っている可能性があります。この時期は無理に動かさず、安静を保ちながら冷却を中心に行い、痛みをやわらげる施術を行います。
炎症がおさまったあとは、関節や筋肉のバランスを整える施術を取り入れ、早期に体を動かしやすい状態へ導きます。
期間を空けてご来院された場合、筋肉のこわばりが強く残っていることがあります。その場合はストレッチや筋肉の柔軟性を高める施術を行い、電気機器などを併用して筋肉を緩め、痛みの軽減を目指します。
日常生活では、軽いストレッチや深呼吸を意識することで再発防止にもつながります。
デスクワークの方は、60分に一度は立ち上がり、胸を開くように肩をゆっくり後方へ回しましょう。長時間同じ姿勢を避けることで背中の筋緊張が和らぎ、日常の痛みの軽減につながりやすくなります。 -
施術を受けるとどう楽になるのか
安静時にも痛みが強く出る場合は、炎症が起きている可能性があります。こうしたケースでは、電気機器などを使用した施術により炎症や痛みをやわらげ、回復を促します。
炎症が落ち着いた後は、背骨や関節のバランスを整える矯正施術を行うことで、筋肉と関節の動きをスムーズにし、身体の土台を安定させます。
これにより、痛みや疲労を感じにくい身体づくりが期待できます。
日常生活では、就寝時の寝具や姿勢にも気を配ることで再発を防ぎ、より快適に過ごせるようになります。 -
軽減するために必要な施術頻度は?
症状が強い時期は、できるだけ間隔を空けずに通院していただくことで炎症を抑えやすく、回復もスムーズになりやすいです。
矯正施術の場合は、初期のうちは2〜3日に1回の頻度で通っていただくと効果が定着しやすくなります。その後は週1〜2回を目安に通院いただくことで、良い状態を維持しやすくなります。
身体の状態や生活リズムに合わせて施術計画をご提案しますので、無理なく継続して通院いただくことが大切です。